武田かおり
信頼される病院、頼られる看護師になれるよう、
患者さんとスタッフたちの期待に全力で応えたい
看護学校を卒業し准看護師の資格取得後、クリニックで勤務。その後再度学校に通い正看護師の資格取得後、総合病院で勤務。2001年当院へ入職、主任、係長、課長、副部長を経て2016年7月看護部長就任。
地域の高齢者に頼られる病院になることが目標
当院の看護部には現在100名超のスタッフが所属していますが、当院は2017年8月に2つの病院が統合された経緯があり、多様な経験の人たちが在籍しています。消化器系の疾患とがん治療に強みを持つ急性期の病院と療養期の病院が統合した形なので、それぞれの強みを生かし、厚別地区とその近隣地区の高齢者が何かあったときにすぐに診てもらえるような安心できる病院を目指しています。
それゆえ救急の患者さんを断らず受け入れていますので、1日平均1~2件は救急対応があり即日入院も多いですが、不調時には何度も受診される患者さんも増えてきており、地域で頼られていると実感できることが多くなりました。何度も患者さんやご家族と接していると顔を覚えてくれ、心の通った看護ができることは看護師としてのやりがいでもあると思います。
どこにいっても通用する看護師になってほしい
当院の患者さんは高齢者が多いので、複数の疾患を持っている方がほとんどです。
そういった環境で看護をすることは、時に経験したことのないことに遭遇することもありますが、様々な知識をもつスタッフがフォローしてくれています。
また当院は主に消化器系の手術をおこなっていますが、病棟と手術室を兼務しているスタッフが複数名います。これは術前から術中、術後までの一連の看護を学ぶことができることで看護の知識を広げられることと、患者様の立場からすると顔の知っている同じ看護師がずっと看護してくれているという安心感を持ってくださるので、手術室専属の看護師を配置していません。
1つ専門の科に特化したいのであれば他にたくさんの医療機関はありますが、当院は様々な疾患や看護を学べる環境にあるので、当院での経験は他の病院へいっても通用する看護スキルが身につくと自信を持って言えますね。
全ては患者さんファーストの精神で
看護部長として、看護師が本来の看護師業務に集中できる環境づくりをすることが自分の使命だと考えています。
そのために病棟へクラークを手厚く配置し、看護部の事務的な作業してもらったり、コメディカルスタッフが患者搬送や処置介助、医療機械のメンテナンスをしてくれたりしています。また病棟に薬剤師が担当制でいることで持参薬や処方日数の管理などしてくれているおかげで、看護師はより看護業務に集中できるので、業務量の割に残業は少ないです。
また何かあってもスタッフみんなで共有し、その患者さんのために何ができるかを話し合って決めています。他の医療機関ですと看護師主体のところが多いですが、当院は多職種カンファレンスが多く、看護師以外にも医師やリハビリスタッフ、時には退院後のケアマネージャーと地域連携室の相談員が一緒になって、患者様の在宅復帰に向けたプランと治療の決定をしています。
看護師としてキャリアアップしたいと思う皆様に全力で応えていきますので、ぜひ私たちと一緒に働き、共に成長しましょう。
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