放射線検査に関するよくある質問
医師が必要として検査しているものなので心配いりません。どうしても気になるようでしたら担当医に相談して下さい。
「放射線」や「放射能」は、細菌やウイルスや病気ではないので、人にはうつりません。原子力事故等で、避難をされた方と、生活を共にしても健康被害を生じることはありません。正しい情報と知識を得るためには、不確かな情報や、風評に惑わされず、ご相談ください。
検査には診療報酬点数が定められていて検査によって値段は違いますが、一概に高い低いとは言えませんので、費用についてご心配でしたら検査前に確認されることが良いです。
確かにCT検査はレントゲン検査より被ばくする量は多いですが、技師が健康に影響のない線量に管理し、診断を行える最低量のX線で検査を行っています。また、検査を行った事でご自身の病気が見つかる事は、被ばくのリスクよりはるかに上回るとされています。ご心配な際は担当医師、または放射線技師にご相談ください。
その日の患者数にもよりますが、当院ではなるべく待ち時間を短縮できるよう心掛けています。時として待ち時間が発生する場合はありますが、患者様に具体的にどれくらい待つのかお声掛けをするようにしています。
『短期間に複数回のCT検査を受けても影響が蓄積するわけではありません、複数回の検査に伴う被ばくのリスクより、症状の経過が把握でき、適切な診療が行われるという大きなメリットが得られます』
レントゲンでは肺に影がないか、お腹の中にガスや便が溜まっていないか、異物がないかがわかります。CTではさらに細かく、より詳しく診ることできます。
被ばくをすれば、誰でも必ず癌になるというわけではありません。ただ、被ばくをしなかった場合に比べて発ガンの確率は高くなると考えられています。しかし100mGy以下の被ばく量では発ガンの可能性はほとんどないと考えられていて、通常のX線撮影で100mGyを超えることはありません。
定期検査での被ばくに関しては絶対に影響が出ないとは言えませんが、出る確率は相当低いです。また、検査を行った事でご自身の病気が見つかる事は、被ばくのリスクよりはるかに上回るとされています。
X線を使う検査はX線の吸収率を白黒の濃淡で表し画像を作っています。造影剤を使うと濃淡がよりはっきりしてコントラストがつき病気によっては診断しやすくなります。
分かります。CTでおヘソ周りの一部を撮影し基準となる画像から腹囲・皮下脂肪・内蔵脂肪等を計測しメタボリック症候群の判定をしています。当院でも内蔵脂肪検査を行っておりますので気になる方はスタッフにお声掛けください。検査時間約5分もかからず終了します。
内臓脂肪の詳しい説明はこちらをご覧になってください
胎児の被ばくで問題となるのは、しきい値のある確定的影響です。通常の放射線検査で胎児の被ばく線量がしきい値(100mGy)を超えることは無いので安心して検査を受けていただけます。当院では基本的には、エコー検査等の被ばくのない検査での対応を行っていますが、どうしても診断をするために放射線検査を行う場合もあります。
当院では、介助されるかたには鉛の入ったエプロンを着用してもらい、不要な被ばくを防止しています。
不妊症になる線量は一回の被ばくで2500~3500mGyとされています。腹部CTで約10mGy前後程度なので影響ありません。