理事長の挨拶

理事長

森 和久

医療法人 豊和会 理事長

「地域で一番信頼される病院を目指して」

医療法人豊和会が、平成28年に大谷地の地で新札幌豊和会病院を開院し5年が過ぎました。

私たちを取りまく医療は、社会の様々な変化に対応し、大きく変革がなされてきました。急速な高齢化の進行による急性期医療や療養介護医療の提供、医療の専門化による高度先進的な医療の提供、感染症に対応する急性期治療と予防医療の提供など多くの機能が病院には求められています。

当院の法人理念は「多様化する医療ニーズに対応した、良質で信頼される医療の実践と地域貢献」であり、地域で求められる医療ニーズに迅速、柔軟に対応してゆくことをモットーとして医療活動を行ってきました。

現在、当院が重点を置いている医療の柱は、「消化器を中心とした幅広い医療」、「高齢者急性期と在宅医療」、「リハビリテーションの充実」です。また、これらに加え、昨今の新型コロナ肺炎など感染症に対する「安全な感染対応と感染症治療」も積極的に対応してきました。

地域での他医療機関・施設との連携は、患者様への有効な医療提供において非常に重要な役割を果たします。当院は地域での連携強化につとめ、円滑で幅広い患者様の受け入れや、救急患者の受け入れにも重点を置いています。これら医療の実践が、地域の急性期病院として当院に求められる役割であることを自負し、これからも地域で一番信頼される病院を目指してゆきます。

これからも、皆さまにとって利用しやすく、信頼のおける病院であり続けるよう努力してまいります。皆さまにどうかご理解いただけますと幸いに存じます。

2021年12月12日

院長の挨拶

院長

笠井 章次

医療法人 豊和会 院長

2022年4月1日に新札幌豊和会病院院長に就任致しました。

当院は2015年4月に前医療法人より運営を引き継ぎ、ここ大谷地で新病院として診療を開始致しました。

開院当初より、消化器疾患を中心とした高齢者急性期医療に注力し、地域に必要とされる病院となれるよう職員一丸となって努力してまいりました。

高齢者は、いったん入院すると認知症の進行や身体機能の低下などが起きやすく、病気が治っても元の生活に戻れないということがしばしばあります。

当院では少しでも認知機能や身体機能の低下を防ぐために、各科とリハビリテーションセンターが綿密に連携を取り、患者様一人一人に合った治療・リハビリテーションの計画を立て、それを実践しております。

日本は、これからもどんどん高齢化が進むと予想されております。

当院は高齢者の皆様に寄り添う医療を提供し、この地域における地域包括ケアシステムの中核的役割を担う病院となれるよう、地域住民の皆様からも医療従事者の皆様からも「選ばれる病院」を目指し、職員一同一丸となって日々努力と研鑽を積み重ねてまいります。

今後ともご指導とご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。